出張交換作業承ります。
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2021/10/06
車の機能の中でも特に重要なものとしてブレーキがあります。
ブレーキの役割は車を停止させることですが、そのブレーキの中でも特に最近注目されているものに「回生ブレーキ」があります。
ここでは回生ブレーキについて、普通のブレーキと比較して解説していきます。
▼普通のブレーキの特徴
まずは、普通のブレーキの特徴を理解しておきましょう。
従来のブレーキは、タイヤの速度を抑えるのと同時に、ドラムやディスクで摩擦を生じさせることで車の速度を落とすしくみになっています。
この方法の場合、ガソリンを使って生み出したエネルギーを捨てて車の速度を落とすことになります。
▼回生ブレーキの特徴
普通のブレーキに対して回生ブレーキの場合は、車の走る運動エネルギーを電気エネルギーに変換してバッテリーに貯めることができるというのが大きな違いです。
車の運転中にアクセルを戻したとき、モーターに車輪が回り続けるエネルギーが伝わって電力が発生し、そのエネルギーが貯められることになります。
普通のブレーキでは速度を落としたときに運動エネルギーを捨てていたものが、回生ブレーキでは電気エネルギーに変換して貯めることができるという点がメリットです。
ハイブリッドカーの燃費がいい理由は、回生ブレーキが働いているおかげです。
▼まとめ
回生ブレーキは、普通のブレーキが車の速度を落とすときに捨てていた運動エネルギーを貯めることができるというのが大きな特徴です。
回生ブレーキが組み込まれているおかげで、ハイブリッドカーは燃費がいいのです。